<中高年>婚活する前に知っておきたい結婚詐欺の手口と詐欺師の特徴

中高年の婚活が活気付く一方で、注意したいのが結婚詐欺の被害。経済的にも余裕があると思われやすく、情に厚くなりやすい年代でもある中高年。そこに漬け込んだ、結婚詐欺師が存在することは、今も昔も変わりません。

結婚詐欺に遭わない為にも、詐欺の手口を知っておく必要があります。

 

何故中高年は詐欺に合いやすいか

中高年の恋愛が活気付く一方で、詐欺の魔の手から狙われやすくなっています。何故中高年は狙われやすいのでしょう。

現代の中高年は金銭的に余裕があると思われています。実際に生活に余裕のある人が多く、自分が騙されるという危機感が少ないのも狙われやすい要因。

また、インターネットやコンピューターのない時代も生きてきているので、どんなに危険だと言っても、結局は不用心なところも…。

今まで近隣の人と力を合わせて来た中高年は、現代のドライな人間関係がなかなか理解できず、人に対しても少し不用心なところがあります。世の中そう悪い人はいない、袖すれ合うも…という話しはもう過去のこと。少し気を引き締めて用心して行きましょう。

 

中高年の婚活でありがちな結婚詐欺師の手口

まず、用心していても何故か引っかかりやすい手口について、考えてみましょう。

詐欺という犯罪において、いかに被害者を信用させるかが鍵になります。相手が詐欺に気がついてしまえば、犯罪は成功しませんよね。

ですから、結婚詐欺師はまずターゲットの信頼を得ようと、あらゆる手段を尽くします。高級品を身につけ、お金を持っているアピールをし、仕事も順調で、甘い言葉やルックスも最大限に活用してきます。

あまりにも羽振りが良い、ルックスが良すぎる、肩書きが申し分ない。もちろん掘り出し物の場合もありますが、少し言動には注意してみましょう。

 

トラブル解決の手段として金銭を要求

婚活・結婚詐欺で多いのは、ターゲットの信頼を得た後に「何らかのトラブル」に遭ったと嘘を付きます。「トラブル解決の手段は、金銭だけれども、今は手持ちがない…だから結婚ができなくなった」と揺さぶってきます。

「トラブル」の典型的な例として、次のようなことがあります。

家族の不幸や病気

・家族が倒れて手術が必要。お金がかかるので、もう夜の仕事に身を売るしかない。

・家族が病気になってしまい、入院費が必要。結婚費用を使うしかなくなったので、結婚できなくなった。

・重い病気にかかって治るのにはお金が必要。結婚したかったが、もう無理。

・闘病のためにお金が必要だが、もう死ぬしかない。

会社の倒産や立ち上げ

・経営している会社が倒産する可能性があるが、お金があればしのげる。

・会社を立ち上げるのに、一時金が必要。結婚するためにも成功させたいがお金がない。

・会社の保証人と保証金が必要。

この時に必要な金額は高額なことが多く、ここで金銭を渡してしまうと、煙のごとく行方をくらませることがほとんどでしょう。

 

反面小さな金額を小出しに要求してくるケースも…。このパターンは、支払えない額ではないので、つい出してしまうこともあるので注意しましょう。例えば、次のようなことが挙げられます。

事故で結婚ができなくなった

・車が事故ってローンを抱えている。結婚は返済してからじゃないと、考えられない。

・事故をおこし、示談金を払っているから、結婚ができない。

仕事で緊急にお金が必要

・出張費用の手持ちがないので貸して欲しい。

会いに行く費用が欲しい

・君、あなたに会いたいが、今は海外に住んでいる。旅費があれば結婚の話をしに行けるのに…

結婚のためにキャリアアップしたい

・キャリアアップのために、学校に入学する。今の仕事は収入が少な胃から結婚ができない。
・お金がかかるが、仕事で必要な資格を取得したい。給与が上がるから、結婚は合格したら。

この場合、金額が些細なので詐欺とは気がつかないまま泣き寝いりして終わることもあるので、注意してくださいね。

 

名刺や肩書きで信用させる

日本人は肩書きに弱いので、名刺ひとつで騙されてしまいがち。特に女性は、男性がどのような企業に勤めているかを重要視する傾向にあります。有名企業の名刺や、医者、弁護士などの肩書きを渡されると、つい信用してしまいます。詐欺だと気付くまで、本当にその企業に勤めていると信じて疑わないことも。

また中高年になると、定年退職していることも多く「今は顧問で出勤の必要がない」「有名企業の高額な退職金で、お金には全く困っていない」など、確かめる方法もないため、更に騙されやすくなります。

名刺をそのまま信用せず、過去の話や振る舞いからも相手を見極めるようにしましょう。

 

海外ロマンス詐欺

ハーレークイーンが人気のように、海外在住の相手とのロマンスには弱いお国柄。彫りの深いプリンスや、金髪ブロンドの美女には騙されやすくなります。例え現実離れした無茶な話でも、日本じゃないということから、つい信じてしまいがち。

「国際ロマンス詐欺撲滅協会」によると、被害総額は約200億円にのぼるそう。日本人だけではなく、外国人からも狙われているというので驚きです。実際に実話を元にした詐欺師の映画「クヒオ大佐」も海外ロマンス詐欺のひとつ。

肩書きは様々で、

・米軍所属の戦場ジャーナリスト

・海軍将校

・国連の医師

などです。

引き出す手口も、平和な日本では想像できない映画の世界のことが多く「銃撃戦に巻き込まれ、病院に運ばれた。手術のお金が必要。」など。戦地のハラハラドキドキする話は、恋愛のドキドキと重なり自分を見失ってしまうのでしょうか。

 

SNSなど現代ならではの婚活詐欺

インターネットなどの交流が自然になった近年では、SNSを使った出会い系詐欺が増えています。匿名でも利用できる手軽さ故に、様々な手口で金銭をだまし取る詐欺が横行しまうのでしょう。

SNSなどを通して仲良くなってから、出会い系の詐欺サイトに誘導したり、もうけ話や恋人のふりをしたり…。

SNSは出会いのツールとして手軽であり、顔が見えないぶん素直になりやすく人気があります。しかし、詐欺を行う側にとってもターゲットを選びやすくなります。ターゲットの信頼を得るために、あらゆる手段を使って罠を仕掛けてきます。

SNSで引っかからないために今どきの出会い系詐欺の事例をチェックしておきましょう。

SNS上だけでのお金持ち

出会い系での詐欺は、資産家や医者などの偽りの職業を登録していることがあります。

自分がお金に困っていない印象を与えるために、セレブな私生活を送っているふりをします。相手が油断してから、徐々にお金を引き出すような手段を取るので注意しましょう。

もし、対面する合コンで知り合っていたら、騙されることもなく終わったかもしれません。しかし、SNSは自分を演出しやすいので、比較的簡単に騙されてしまいがち。

例えば

「新居にぴったりな家がある」

「結婚したら一緒に店を出そう」

「投資で儲けて結婚の資金にしたい」

結婚する意志をチラつかせ「お金に余裕があるが、今現在手持ちがないだけ」というアピールは詐欺の常套手段。

またこの手の文句は、男性が女性を口説く時に口にすることも多く、付き合う女性も多いため見逃しやすくなります。まさか自分がターゲットにされているとは気付きません。もし、出会ってすぐに、自ら金持ちアピールしてくる異性が居たら注意しましょう。

別サイトに誘導してくる

インターネットを経由して出会った後に、携帯やスマートフォン、パソコンの調子が悪いなどの理由で、別のサイトに登録して連絡を取ろうと誘導するパターンがあります。もし、誘導した先が大手の無料サイトやツールなら、あまり心配はないかもしれません。しかし詐欺の場合、費用のかかる有料サイトのことがほとんどです。

恋人が欲しいと思っている状態なら、カップルになりたくて必死になりがち。「おかしいな…」と思いつつ言うがまま騙されて、うっかり料金を支払ってしまう人も。

また「あなたにメールしたくて先に登録している、ポイントを購入している」などと巧みに駆け引きをされ、半信半疑でも「疑ったら関係がうまくいかなくなるかも」とつい登録してしまうことも…。

出会い系サイト全てが悪いとは言いません。実際に出会いのきっかけになるような真面目なサイトも多々あります。しかし、悪い詐欺業者たちが交じっていることは否定できません。SNSで出会ってすぐに、別のサイトやブログに誘導してくる異性に注意しましょう。

ここでもし騙されてしまい、有料サイトに登録してしまった場合、次の詐欺の手段としてポイントを購入するように仕掛けてきます。「返信を待っています」「早く会いたい」と積極的にアプローチをして、サイト内の課金を要求してきます。恋愛に夢中になってしまった状態では、相手の言いなりになってしまうこともあるでしょう。

しかし、どんなに課金をしても結局は詐欺。口八丁で出会う日を先延ばしにしてくるでしょうから、その人と会うことはできません。

刺激的な画像を送られる

男性が被害に遭いやすいのは、視覚的な欲望に訴えかけてくる方法。女性から刺激的な写真や画像が送られてくることが挙げられます。送られた男性は、相手のプロフィールと刺激的な画像を重ね、どんどん妄想を膨らませます。

頭では詐欺だとわかっていても、好奇心や下心が勝ってしまう男性が多く、わかっているけれどあわよくば…と騙されてしまうことがほとんど。「画像が見たいなら課金」「アプリをインストールしたらもっと過激なのを載せているの」など、悪質なサイトへの誘導をしてきます。

男性の中には「たとえ詐欺でも、ちょっとくらい騙されてもいい」という好奇心が勝つため、気がつくとかなりの大金をつぎ込んでしまう人も…。被害者も自業自得ですが、法律に訴えることもなく家族に相談することもできないまま、泣き寝入り状態でお金を巻き上げられて終わる可能性もあります。

 

結婚詐欺師の特徴

ここでは、一般的によくいる詐欺師の特徴を見て行きましょう。もちろんこれに当てはまるから詐欺師だとか、当てはまらないから詐欺師ではない、というわけではありません。参考にして、人を見る目を磨いてください。

 

男性の結婚詐欺師にありがちな特徴

・経営者や医師、大手企業の重役のように社会的地位のある職業を名乗る

・想像つかない海外勤務などの肩書きを名乗る

・金払いが良く、高級品を身につけている

・ルックスや条件がいいのに、猛烈にアプローチしてくる

・今の詐欺師は顔合わせも厭わないため、両親に会うことに積極的

・証拠が残る写真や動画を避ける傾向

・急にお金が必要な状況に陥る

・記録が残るのを避けようと、お金は手渡しを希望

 

女性の結婚詐欺師にありがちな特徴

・死別や離婚歴、元夫からのDVなど、同情してしまうような過去がある

・出会った時からお金が必要な状況

・容姿が良すぎる

・上記とは逆に垢抜けないが、優しそうで安心感がある

・病弱で通院しているはずなのに、顔色は良くオシャレ

・高級な装飾品や不動産を勧めてくる

・お金を借りても、はじめのうちは返済してくる

 

結婚詐欺に巻き込まれないようにするには

怪しいと頭の片隅で警告が鳴っていても、うっかり騙されてしまう結婚詐欺。巻き込まれないようにするために、普段からも注意しておきましょう。

弱みを握らせない

例えば女性の場合、付き合っても裸の写真は絶対に撮らせないようにしてください。例え詐欺師ではないとしても、強烈な弱みを握らせてしまうことになります。詐欺ではなく、恐喝に繋がる可能性があるのでどんなに頼まれても断ってください。

お金を渡さない

当然ですが、お金の貸し借りは厳禁です。むしろ、相手が結婚詐欺師ではなくても、結婚前にお金の貸し借りは少額でもやめましょう。正直なところ、会って間もない相手に対して簡単にお金を貸して欲しい、と口にする相手とは距離をおいた方が無難です。

はっきりとNOが言えるようになろう

詐欺師は断れない相手を探すことに長けています。金銭の話が出たら、きっぱりと断りましょう。もし断ったことで関係がダメになるのであれば、そもそもお金目的だったということですから、すっぱり諦めて次の相手を探したほうが有意義。

身元保証している相談所やサイトで出会おう

様々な結婚相談所やマッチングサイトがありますが、その中でも身分証明書をきちんと提示するところを選びましょう。婚活パーティーでも、身分証の提示を義務付けているところの参加が安心です。素性の確認をするところであれば、結婚詐欺のリスクを下げることができます。

結婚詐欺の手口は常に進化しています。上記以外でも、知らないうちに引っかかっている可能性があります。少しでも未然に防ぐには、結婚前にお金の貸し借りや、大きな契約はしないことが重要でしょう。

 

もし結婚詐欺に巻き込まれてしまったら

十分注意しているのに、もし巻き込まれてしまったら、どんな些細なことでも良いので、探せる限りの証拠を持って警察に行きましょう。他の被害者を出さないためにも、泣き寝入りはしないようにしてくださいね。

 

 

詐欺だけではない、婚活トラブルについては

【活気付く中高年の婚活で、婚活トラブルに巻き込まれないためには】

をご覧ください。