中高年は何歳から?中高年であることを受け入れられない人へ

年を重ねるにつれ、疲れが取れない、忘れっぽいなどの不調が増えた事に悩んでいる人も多いでしょう。自分の年齢に心が追いつかずに、戸惑いを感じているかもしれません。

ですが、年を重ねることは悪いこと? いいえ、そんなはずはありません。その年数を、一所懸命に生きてきた証。

ですが、なかなか自分が中高年であることを、受け入れられないものですよね。そもそも中高年って何歳からでしょう?

 

中高年は何歳から?

「中高年」の年齢層についての定義は無く、特に何歳から、と決まっているわけではありません。

だからこそ「中高年と一括りに言われても、自分は違うし」と思っている人も多いのではないでしょうか?

「中高年」は、あくまでも世間一般のイメージのこと。しかし、そのイメージが大事で、一喜一憂してしまうのは事実。自分が中高年と認めたらそうなるし、認めなかったら世間と大きなギャップが…。

さて!自分を受け入れるためにも、「中高年」の年齢とは何歳くらいからかを考えてみましょう!

 

中年は何歳から?

「中年」とは一体何歳からを指すのでしょうか。そもそも「中年」とは、青年と老年の間の年齢を指しているのが一般的です。

まさに40代は中年と考えてもいいでしょう。

いやいやいや、と思った40代の皆さん、ちょっと待って!

昔の話ではありますが、40歳(数え年42歳)からの人たちを「初老(しょろう)」と呼んでいた時代もありました。

初老!?冗談じゃない! とがっかりするかもしれませんが、これは昔の話です。平均寿命もどんどん伸びて、40代はまだまだ若いと言われる現代では、初老はまだ先のこと。

そう考えると、40代は中年の年代に当たると考えるのが妥当でしょう。

 

高年は何歳から?

続いて「高年」です。一体何歳くらいを指すのでしょうか。高年は、年齢が高いことを指し、一般的に高年は60代前後から差し掛かるようなイメージがあります。

ですがそのイメージは、受け取る相手によって大きく変化すると考えられるでしょう。

例えば、80代からすると「まだまだ中年じゃん」ということになるでしょうし、20代からすると「50からじゃないの?」と思うでしょうし、自分からすると「いやいやまだ中年です」という事態になりますよね。

とまあ、このような高年押し付け合いをしないために「中高年」というくくりがあるのでしょうか。

 

つまり中高年は何歳から何歳まで?

じゃあ結局、中高年とは具体的に何歳からを指しているの? とヤキモキしている頃合いでしょうか。

中高年は 40歳から定年退職後くらいの年齢

と考えられます。

 

中高年を定義付けたいなら

どうしても分けて考えたいと言うのであれば、一般的なイメージから考えてみましょうか。

10代の少年期

20代から30代までの青年期

40代から中高年期に

70代から熟年期

このようなくくりで、考えられるのではないでしょうか。

 

中高年が持たれやすいイメージとは?

自分が若かった時に、中高年はどんなイメージでしたか?

・現役を過ぎている

・疲れている

・おじさん、おばさん

・なんかうざい

こんなイメージを持っていたのではないでしょうか。

中高年であることを受け入れられない人は、若い頃にネガティブなイメージを持っていたケースが見られます。もしくは、自分の周りの中高年に良いイメージを持っていなかった…のかもしれません。

それなら、中高年と聞いて、ネガティブな方を想像することが多くても仕方ないでしょう。確かに、中高年と言えば全盛期を過ぎているイメージを持たれやすいかも…。

しかし、実際に中高年になってみてどうですか?

・実は働き盛り

・実は割と元気

・実は結構大人気ない

・本当は遊びたい

・現役ですけど?

という本音が中高年には隠されているのでは。そういう人ばかりではないものの、こういった感情が渦巻く複雑な世代…とでも言っておきましょうか。

 

じゃあ、おじさん・おばさんは何歳から?

これは気になる人も多いでしょうか、くくるのは正直難しい問題。

幼稚園児にしたら、大人の大半が「おじさん」と「おばさん」です。自分の親がいくつかによっても、その感覚は変わってくるでしょう。

独身だろうが、既婚だろうが、その人が与えるイメージと受け取る側の感覚で大きく変化するものなので、ここはいちいち気にしていたらキリがありません。

 

中高年であることを受け入れられない人へ

インターネットの相談サイトでは、「自分の老化を受け入れられない」という相談が多数寄せられています。しかし、こうやって相談できている…ということは、自覚しているという事なので、まだ良い方かもしれません。

性別問わず「中高年」や「おじんさん」「おばさん」という言葉を受け入れられず、深く傷ついてしまう人も存在します。何故、中高年であることを受け入れられないのでしょう?

 

中高年であることを何故受け入れられないか

中高年であることを受け入れられない要因として、次のことが挙がります。

・容姿の衰えを認めたくない

・まだ夢や目標の途中である

・否定されたくない

・現役でいたい

まず容姿の変化は大きな要因。鏡に映る自分の姿に、大きな違和感を抱いているかもしれません。昔の若い時の姿を「1」という基準で考えていれば、中高年になればマイナスに減るのは当然です。

 

女性は特に、若さや美貌で判断されがちですから、自分が衰えて行くことに恐怖を感じる人が居ても不思議ではありません。

永遠の若さと命の為に、狂気に囚われた権力者の記録も多く存在しますよね。美貌の為に、若い処女の女性の血液を浴びまくった吸血鬼伝説のモデル、エリザベート・バートリも然り。

確かに鏡を見ると、年々増えてゆくシワやたるみに、現実を受け入れられないかもしれません。だからこそ、アンチエイジングの化粧品やエステはいつの時代も人気なのでしょう。

 

自分が何歳なのか受け入れられない「こじらせ中年」

「こじらせ中年」という言葉がネットの中に存在していることをご存知でしょうか。

「自分の年齢を受け入れられない、40歳前後の世代」のことを指して言うそうです。

その年齢であることに目を向けず、自分だけ例外だと思って、感覚のほうを優先してしまう痛いおじさん・おばさん のこと

中二病ならぬ、中年病とでも言ったらいいのでしょうか。耳の痛い話です。ですが、わからないでもありません。

時は全員に平等に訪れ、老いて行きます。今若い者たちも、いつかは「中高年」になります。今、老人と呼ばれる人にも「中高年」だった時がありました。認められずにこじらせてしまう前に、受け止めたいものです。

 

中高年であることを受け入れるには

人はどう老いるかでその先の人生が変わってきます。中高年であることを自然に受け入れられる人は、歳を重ねる楽しみを知っている人かもしれませんね。

「歳を重ねる楽しみだと?中高年は、もう楽しくない!」と思っているのであれば、それは大きな間違いです。

 

中高年であることを誇りと思うべし

世間的に冷たいイメージがある「中高年」ですが、そればかりではありません。「中高年」だからこその、経験があります。

人生の半分、折り返し地点までを生きてきた、様々な経験が中高年にはあります。

ここまで無事に生きてこられたということは、当たり前のようですが、難しい事でもありますよね。世間の酸いも甘いも知っているし、自分がした良い経験も悪い経験も、全て積み重ねて今があるわけです。

経験とは、その人だけが持つ「記憶」や「知恵」という財産であり、お金を出せば買えるものでもありません。今でいうと人間的・人生的な「キャリア」でしょうか。

体力的な衰えは感じるでしょうが、どんどん細かいことは気にしなくなりませんか? 多少ハプニングが起こっても、動じなくなりませんか?

 

え、でもそれって…「鈍感」ってことなんじゃ…?

 

その通り。それは悪いことでしょうか? ストレスを感じることがあっても、鈍感なふりが出来るようになります。若い時に悩んでいたことなんて、中高年になれば笑い飛ばせることだったりしませんか?

だって、もっともっと辛いことや、厳しいことに耐えてきたのですから。それは、自慢できる人生のキャリア。「中高年で」あることに誇りを持っていいはずです。

 

歳を重ねた容姿を愛おしむべし

年齢を重ねることで、容姿が変化することを恐怖に感じていませんか? 年齢を重ねても若い頃のまま、美しさを損なわずにいるのは無理があります。何故なら、不自然なことだから。

歳を重ねても美しい人は、その年齢が持つ美しさや可愛らしさを自分の味方にしています。その結果、実際の年齢より若々しく美しい印象になります。

例えば、40代なのに10代の洋服を着ていたらどうでしょう。例え似合っていたとしても、ちょっと違和感を感じませんか。無理して老けた格好をすることはありませんが、あまりにも若すぎる服装は、かえって老けた印象になる可能性があります。

自分の年齢を受け入れて、自分の容姿に合った少し上品な雰囲気を纏うようにしましょう。そのほうが、若くみられることの方が多いはずです。

 

何歳から…?にとらわれず「中高年から」の人生を楽しむべし

信長が好んだ「雪若舞(敦盛)」の一節で、

人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり一度生を享け、滅せぬもののあるべきか

という詞章がある事は皆さんご存知でしょう。まさに人の世の時の流れは儚いものです。短く感じるか長く感じるかはそれぞれですが、年齢ばかり気にして、限られた時間を嘆いてばかりでは、あまりに勿体ない!

これから、趣味だって、恋愛だって、結婚だって年齢にとらわれずに楽しめばいいのです。

 

中高年は、人間的な許容範囲も広く、余裕があるので、若い頃よりも様々な物事を楽しめるようになる年代。

若さを眩しく感じるのは、悪い事ではありませんが「中高年から人生を楽しむ」「むしろ中高年からが楽しくなる」と、大体のことは笑い飛ばし、先の人生を楽しみましょう!