未婚率からみる40代の婚活事情|複雑な恋愛の悩み…解決策は?

様々な経験を重ねて、脂がのった40代。20代や30代にはなかった大人の余裕や魅力が溢れる40代は、仕事や趣味を楽しんでいる人がたくさん居ます。その一方で、なかなか恋愛までは楽しめていないという現実も。未婚率から、男盛り・女盛りの40代の恋愛と婚活事情がどうなっているのかをみて行きましょう。

 

40代男女の未婚率

人生100年時代を迎える日本。先進国の中でも、日本の未婚率や少子化は、深刻な問題になってきています。疲れの取れない40代の未婚率も深刻。2015年時点の国勢調査のデータをもとに、40代の未婚率について見てみましょう。

 

 40代前半(40~44歳)の未婚率

40代前半の未婚率は24.6%と、約4~5人に1人が未婚というデータがあります。

これを男女で分けると

男:29.3%

女:19.1%

という結果に。

 

 40代後半(45~49歳)未婚率

40代後半の未婚率は21.0%となっています。こちらも前半同様、約4~5人に1人が未婚という結果に。

こちらも男女で比べると

男:25.2%

女:15.3%

という結果に。

 

女性の未婚率が低い理由として、出産のリスクを考えて、男性よりも若い年齢で結婚を意識するからでしょう。男性の場合、20~30代では仕事に力を注いでいる場合も多く、女性よりも結婚のスタートが遅れてしまうようです。

 

40代の男女が恋愛や結婚から遠のく理由

まだまだ恋愛が楽しめるはずの40代ですが、結婚や恋愛から遠のいてしまうのは何故でしょうか。

40代は疲れている!?

40代はまだまだ働き盛り…ですが、40代になると他の年代より、肉体的な疲れを感じている人が多くなります。

若い時は心が疲れる、ということもあったでしょう。ですが、40代では精神的な疲れよりも、肉体的な疲労を感じやすい世代になってきます。当たり前ですが、若い頃と同じ行動をしても、疲労感が残りやすくなります。

 40代男性

40代の男性に多い疲れは、主に身体がだるいこと。その他として目が疲れやすい、食欲がない、口内炎・ヘルペスができるなど。男性の方が女性より、疲労を感じやすくなっている様子です。

40代女性

40代の女性に多いのも、男性と同様身体がだるいこと。その他、肩や首のこりを感じている人は半数を超えていて、イライラするなどの精神的不安定も含まれてきます。何と肩こり・イライラは同年代の40代男性の倍以上!

このことからも40代の男女は、身体的に疲労感を感じやすい年齢に差しかかっていることがわかります。確かにこんなに疲れていたら、恋愛どころじゃない…ですよね。

 

収入格差も未婚率に影響?

40歳代になると、仕事がある程度安定している世代。役職についたり、独立したり、収入に余裕がある年代でもあります。

その一方で、氷河期の直撃を受け生きるのが精一杯の人もたくさんいる世代。また、表面では女性の社会進出を応援していますが、平均収入を見れば現実的に男女で格差が…。

 

 男女別平均年収

男性 600万円

女性 300万円

女性の平均年収は男性に比べて約半分!

その理由のひとつに、女性の方が非正規雇用の仕事に就く割合が多いことが挙げられます。例えば出産や育児で離職してしまうと、もう一度同じ待遇の仕事を見つけるのは困難になります。雇用側も、小さな子供が居る場合休みがちになると懸念する傾向になることは否めないでしょう。

更に詳しく見て行きましょう。

平成25年 国税庁「民間給与実態統計調査」

40代前半(40歳~44歳)

平均収入 459万円

男性:568万円

女性:290万円

 

 40代後半(45歳~49歳)

平均年収 491万円

男性平均 638万円

女性 292万円

 

40代男女の収入格差はなんとこの結果! 後半になると更に開きがあります。女性の年収はほぼ上昇することはありません。

 40代の正規雇用と非正規雇用の平均年収

更に深掘りしてみましょう。

正規雇用の平均年収 480万円

非正規雇用の平均年収 180万円

正規雇用と非正規雇用の年収の差は2倍以上! これはボーナスや手当などの差が理由のひとつに挙げられます。

 

 男女別非正規雇用の平均年収

ちなみに同じ非正規雇用でも、男女で格差があります。

男性平均年収 220万円

女性平均年収 147万円

 

これじゃあ、男女共に生活で精一杯。恋愛や結婚に目を向ける余裕はありませんよね。男性は、女性を養わなくてはならないと思うことから、恋愛や結婚を諦めてしまう場合が多いかもしれません。

また、平均年収を上回っている人の場合、男女共に仕事が忙しく、充実している可能性があるので、パートナーと過ごす時間を作れないことが多いかもしれませんね。

 

40代が求める相手の年齢が非現実的

婚活の際に、男女で求める年齢の理想と現実にはかなりの差があります。

 男性

言わずもがな、男性は若い女性が無条件で大好き。20代の若い男性でも、50歳以降のシニア男性でも、魅力を感じる女性の年齢は20歳〜21歳に集中します。それが25歳を超えるデータはないんですって! イヤイヤ、まさかここまでとは!

女性の皆さん、絶望するにはまだ早いですよ。全ての男性が若い女にしか興味がない、というわけではありません。中には年上の女性に魅力を感じる男性も。

20代前半の男性のごく一部は30代半ばの女性、20代後半のごく一部は40代前半の女性に魅力を感じるというデータもあるそうです。ですがこうした「年上好き」の男性は、30代なると突如消滅してしまいます。ほとんどが20代に集中し、30歳以上の男性は5歳以上年上の女性は対象外とするケースがほとんどなんですって。

しかし残念なことに、人気の20〜21歳の女性は選ぶ側である女王様。20代の女性は、自分より少し年上を好むので、この年上の男性たちを好むことはまずありません。

 女性

30代の女性は、同い年か少し年下の男性を好みますが、40代に入ると好む男性は年下へと下がって行きます。10歳前後年下の男性に魅力を感じるようになり、49〜50歳で再び自分の年齢と近い男性を好むように変化するそう。

男性の皆さん、ショックだったのでは? 女性はいつまでも年上の男性が好き、というのは幻想だったと言うことですね。ここで年齢に対する理想が、男女で噛み合わなくなります。

 

40代の恋愛や結婚は絶望的か

いえいえ、そんなことはありません。先ほどのデータをよく見てください。

40代前半の未婚率24.6%

40代後半の未婚率21.0%

男女共に、年齢を重ねるにつれ未婚率は低くなる傾向にあります。どういうことかと言いますと、「40代からでも結婚する人が一定数いるので、未婚が減少している」ということになります。

え、少ない…と思うかもしれませんが、これはあくまでもデータの話。婚姻を結ばない事実婚や、婚姻という契約を選ばずに恋愛を楽しんでいる40代を除外したものです。

また、40代の未婚者が結婚する確率を調べても、参照するデータによって20%や30%などバラつきが多いので、信憑性に欠けるところ。参考程度にしておきましょう。

女性が皆、男性の年収でパートナーを選ぶわけではありません。女性は年々、価値観や性格のように中身で相手を選ぶようになりますし、収入が足りなければ、二人で働けばいいという考え方の人も多くいます。

人生経験が豊富なので、ぶら下がるより共存して行く考え方に変化するのでしょう。また、男性だって若さや外見だけが全てではなく、中身を重要視する人も中にはいます。

真剣に婚活に取り組めば、結婚できる確率は必然的に高まりますし、積極的に出会いを求めたら、パートナーに巡り合う可能性は高くなります。

大きな差があるとすれば、この真剣さと積極的か否か、ということではないでしょうか。

40代の婚活事情

では実際のところ、40代の婚活事情はどうなっているのでしょうか。

 40代男性の婚活事情

男性は生涯未婚率が20%の大台を超えたそう。ですが、皆が独身貴族を好んでいるわけでもありません。出会いに積極的な男性も沢山います。それなのにカップルになれないことが多いのは何故でしょう?

常に容姿の端麗な若い20代の女性を追い求めがちな男性は、希望条件が狭いので、婚活しても出会うことすら難しくなります。偶然出会ったとしても、自分の理想だけを押し付けるので、下心が伝わり、うまくまとまりません。

更にその下心につけ込まれ、お金目当ての女性が寄り付きやすい年代。というのも40代の男性は、20代や30代に比べると、多く稼いでいる人が沢山います。

お金目当てで寄ってくる女性も多く、若くいい女が寄ってきて、恋愛発展しそうと期待しても、実はお金目当てで終わることも…。本人としては純粋に恋愛を楽しみたくても、不純な動機で寄ってくる女性も多く、なかなか結婚位は至らないのも事実です。

また40代で未婚だと、どんなに仕事を頑張っていて縁遠かった、と言っても訳ありと思われてしまいがち。何か問題があるのでは、と思われてしまい、出会いがあってもなかなか恋愛には結びつきにくいということもあります。

 

 40代女性の婚活事情

女性は40代になると、初産の適齢期と言われる年齢を過ぎているので、子供を作らずとも二人で仲良く過ごせるパートナーを求めます。必ずしも結婚を求めているわけではありません。

また、40代でバリバリ働いている女性は、経済力もあるので経済力をそれほど求めることもありません。どちらかと言うと内面重視が多いのが40代の女性が求める恋愛です。

ここで大きなギャップが生まれます。「40代の女性は結婚を焦っている」「女性は男性に経済力を求める」という世間のイメージとは大きな隔たりがあります。

そもそも結婚願望が強い40代女性の場合、良い出会いがあれば、グズグズしません。交際期間をあまり取らず結婚してしまうことが多いので、出会いに対して、結婚する確率は40代になると非常に高くなります。

 

40代男女別の恋愛の悩み

40代にもなると、恋愛の悩みは様々。男女で深い悩みがあります。

40代男性の恋愛の悩み

容姿の悩みは女性だけのものではありません。実は男性も容姿については深く悩みがち。40代になると今まで悩んでいなかった人も悩むようになるそう。

また、もともとあった容姿の悩みがさらに深くなって行きます。

40代の未婚男性は、恋人ができない理由として自分の容姿のせいではないか、思うことも多いようです。仕事や趣味にうち込んで、頑張ってきたけれど女性と縁がなかったとしたら、外見のことを考えてしまうのも仕方ないことかもしれません。

また、お金目当ての女性が寄りやすいと記述しましたが、寄せ付ける原因が自分自身にある場合も。経済力も魅力のうちですから、自分の魅力をアピールする手段としてお金の力を使う男性も多く見ます。容姿のコンプレックスを持っていたら尚更です。

若く好みの女性を見かけると、ついいいところを見せようとして羽振り良く振舞ったりしていませんか。特に自分の外見や性格などに自信がないと、より貢いでしまう傾向に。

そうすることで、どんどんお金目当ての男性ばかりが寄り付いてくる結果になります。

 

40代女性の恋愛の悩み

40代女性は、仕事や私生活などに時間やお金をかけていることが多い傾向にあります。恋愛に対する優先順位が、どうしても低くなりがち

素敵な相手と出会っても、大切にしていることが多い分、恋愛に対して必死にならないので、結果気がない、と勘違いされることもしばしば…。

また、こちらが恋愛したいと思っても、相手もそうだとは限りません。年齢的な問題で、選ぶ相手によっては、同世代からも恋愛対象として外されてしまうことも。恋愛する相手を探すのも、難しくなってきます。

自分自身でもそう考えているので、相手が恋愛対象として見ていても、なかなか素直になれずチャンスを逃してしまうことも度々…。恋愛をしたい40代の女性にとって、これは大きな悩みのひとつでしょう。

更に女性のほうが、結婚が早くバツイチになっていることも多いので、それをハンデに思い、恋愛に対してなかなか前向きになれないのも悩みのひとつ。色々な経験をしたぶん、一歩引いてしまう傾向にあります。

 

未婚率に拍車?40代男女にありがちな恋愛

40代の男女にありがちな恋愛の傾向として、次のことが挙げられます。

 

40代男性の場合

日本人の40代男性は、若い女性が大好き。ですが実際に年下の女性は、自分と同世代から上でも10歳程度までの相手を選ぶことがほとんどです。なので、たとえ告白したとしても、おじさん扱いされ恋愛対象として見てもらえず、相手にしてもらえないことがほとんど。

それでも諦められず、気を引こうと経済力を振るうと、お金目当ての女性が群がり本当の恋愛から遠ざかってしまいます。

 

40代女性の場合

悩みでもお話ししましたが、恋愛の優先順位が低いので、連絡頻度も少なくなってしまいます。趣味や自分に時間を使うことも多いので、デートも若い頃よりは積極的ではありません。

こぎれいにしていたら、後は自然体でいいと、気合いを入れてめかしこむことも少なくなってくる人と、20代と変わらないような服装やメイクで、異常な若作りをしている人に分かれてきます。

前者は恋愛に積極的ではなく、いい人が居ればと思うものの、年齢以上に自分を上だと思っているため、そこまで求めているわけではありません。

その逆で後者は、自分の年齢に精神が追いつかず、まだまた20代の感覚でいます。ですから恋愛市場で若い女性と肩を並べようとしがち。ですが20代の土俵で勝負しようとしても、立つことすらできないのが事実。若さだけが魅力ではないのですから、戦うのであれば、お互いの土俵からがベストでしょう。

また、現在進行形の恋愛が不倫のケースが多いのも40代の女性にありがち。特に次の2パターンはちょっと厄介。

●奥さんと別れて結婚する、という相手の世迷い言を信じダラダラ続いてしまった30代からの長い愛人関係

●もう結婚に希望を持っていないからこそ、既婚であっても好みの男性と恋愛を楽しみたい、という割り切った関係

こうなってしまうと、なかなか抜け出せずにこの先も突入して行くケースも。もし心当たりがあるのなら、一度自分自身の幸せのために、立ち止まって考えてみてください。

 

40代男女に共通する恋愛意識

男女共に共通する恋愛として、次のことが挙げられます。

理想や条件が高すぎる

自分の価値観が確立されているので、相手の意見を聞き入れる耳を持たないことがあります。40代は20代に比べて経験が豊富。失敗や成功を繰り返すことで頑固になり、柔軟性がなくなります。結果、高すぎる理想として現れ、決して曲げることはありません。

また、この後がないという焦りからか、相手に対して様々な条件を付けてしまいます。あれもこれも条件を付けると、見つかるわけはありませんよね。

40代の自覚が持てない

女性の場合でもお話ししましたが、過剰に出会いを求める男女は、年齢にふさわしい魅力を身につけていないことが多く、若作りしすぎていることがあります。適度な若作りは好感度ですが、過度な若作りは「痛い」印象になります。周りの人に痛々しさを与えると、恋愛には発展しません。

  隙がなさすぎる

男性でも女性でも隙がなさすぎると恋愛や結婚には発展しにくいです。40代で独身の人には、一人暮らし歴が長い人も多く、男性女性かかわらず、仕事や家事を完璧にこなせる人も。異性を精神的に頼ることも少ないです。

しっかりしてはいるものの隙はなく、異性が付け込む隙もありません。長く独身でいると自立することが必要ですが、異性にも隙がない態度をとっていると、恋愛や結婚には繋がりにくくなります。

 行動をせず不平不満が多い

40代に限らず、恋愛や結婚に繋がらない人は、文句ばかりで自分からは動かないことが挙げられます。口癖は「出会いがない」「良い人がいない」「寄ってくるのはロクな人じゃない」など。

この手の人は、いいと思う相手が現れたとしても、アプローチはせず相手が自分を見付けてくれるのを待ち、自分から動こうとしません。

 

40代の恋愛や結婚を成功させるために

ではどうしたら、40代でも恋愛や結婚がうまく行くのでしょう。

積極的に出会いを増やす

まずは出会いを増やす努力をすることです。奥手に出会いを待っていても、向こうからやってきません。まずは積極的に出会いを増やしましょう。趣味の集まりや、友達の紹介、婚活パーティーやマッチングサイトなどをフル活用しましょう。

相手の人間性に重きを置く

かっこいい男性やかわいい女性のように、外見やステータスに比重を置く恋愛は若いころだけ。そのような人は、40代では既に結婚している場合がほとんど。見た目や経済力のように、外側ばかり求めていても、恋愛の相手が見つかるわけはありません。

そもそもこれからのパートナーに大切なのは、一緒に楽しい時間を過ごせるかどうかでしょう。人間性を重視して相手を探しましょう。

等身大の自分で相手と向き合う

相手と会っている時だけ、よく見せようと取り繕っても、我が強くなった40代の恋愛では長続きしません。相手によく思われようとせず、等身大の自分を見せましょう。

人間としての相性が良くないと、結局長く付き合うことはできません。相手にありのままの自分を見せ、正面から向き合い、お互いが受け入れることが大切です。

 

いくつになっても、恋愛や結婚は自分一人ではできません。相手がいることなので、焦らず自分にできること、まずは出会うことから始めましょう!